3Dプリントで腕時計の外装を自作した。
Aliexpressで大量に時計のパーツを見つけることはできるのだが、いわゆるSeikoのNH系以外は極端に選択肢が狭まる。
NH系以外では合うことが確定しているケースを見つけることが結構難しい。
今回は格安なスケルトンのムーブメントを見つけたのでそれに合うような透明のケースを作成することにした。
使用したムーブメントはこれ。
レビューがいまいちだが安い。ということで購入したのだが。届いた時点で撮った写真、実はこの時点ですでに時針をつけるための歯車がない。なくしてしまったのか、もとからついてないのか、仕方ないのでもう一つ同じものを買った。
これは追加購入したムーブメント。
針を付けた後の写真で申し訳ないが全然違う。ちゃんと時針の歯車に加えて抑えの金具までついていた。なんかリューズも金属だし。意味が分からない。
ここまでは前座。
実際にケースを作る。
有名なムーブメントであればネットで寸法が手に入るが、残念ながらこのムーブメントはそれがない。
セラーに問い合わせたが、自分で測定しろ、とのありがたいお言葉をいただいた。
ノギスで頑張って測定し、ケースをFusion360で作成する。
今回はフルスケルトンにしたので風防も一体整形できるのが楽で良い。
押し出しを駆使して作成してレンダリングしたものがコレ。
無料でコレだけできるの本当にありがたい。神の上。
普通の腕時計は裏蓋がハメコミかねじ込み式になっているが、3Dプリンタで作成する関係上4本のネジで止める方式にした。
3DプリントはJLC3DPに外注した。
公差の設定ができず、±0.2mmの誤差が出る、とのことでハメコミできるように裏蓋を作るのは難しそうだ。
JLC3DPは安い、早い、それなりの三拍子そろった最高の業者である。
軽微な修正のため、合計2回発注したが2回とも送料込み1000円程度で作成してくれた。
モノづくりの国中国、さすがである。
会員登録をして、ファイルをアップロードするだけでよしなにやってくれる。
かくして中国から届いたケースがこれ。透明度も申し分ない。
ここからほんの少しだけ追加加工をする。
リューズを通す穴をピンバイスで広げて、リューズチューブを圧入する。
リューズチューブとリューズの中のOリングでケース内へのホコリや水分の侵入を防ぐ構造になっている。
あとは適当に針を付けたムーブメントを入れ、ねじ止め。
ネジはM1.2、ナットで固定した。バンドはAliexpressで購入したものを装着した。
チープだが、形にはなった。次は金属でケースを自作、針、文字盤に関してももう少し自作の密度を上げたいと思っている。

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