必要なものは16GB以上のUSBメモリスティック,BigSurのインストーラーの2つである.
BigSurの正式リリースが来た.サブマシンのMacBook Pro mid2012が今回のアップデート対象から外れてしまったが,腐ってもcorei7,CPUスペック的にはまだ1年位はイケると踏んでいる.
Apple silicon搭載Macbookの評価が出揃ったら購入を検討しているが,それまではこのオンボロMBPをなんとか使っていきたい.WindowsやLinuxをブチ込むという手もあるができれば最新のMacOSを使用したい.これは純粋に宗教的な問題である.
同じことを考える人は当然たくさん存在し,OSのメジャーアップデートがあるたびにそのためのツールが登場していることは知っていた.
互換性に関してはRead meに詳しく記載があるが,基本的に今回初めてサポートから外れた製品であれば実用に耐えるものになりそうである.
手順を簡単に記載しておく.
1.ディスクユーティリティでUSBメモリスティックをMacOS(ジャーナリング),GUIDパーティションマップでフォーマット.
2."createinstallmedia"を使用し普通にUSBインストールメディアを作成する.具体的にはTerminalにて”sudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume”(MyVolumeをUSBメモリスティックの名前に置き換える)
3.”micropatcher.sh”を実行.引数にインストールメディアをブチ込む.4.''install-setvars.sh”を実行.sudoが必要.
5.インストール対象にUSBメモリスティックを挿入.Optionを押しながら起動.EFI bootを選択.すると電源が落ちるので再度Optionを押しながら起動し,次はInstall Big Surを選択.以降は普通にインストールを進める.純正の移行アシスタントを使用する場合はインストール後の設定画面でしか行えないらしい.
6.インストール後,シャットダウン.ふたたびOptionを押しながら起動し再度Install Big Surを選択する.リカバリーメニューでterminalを起動し”/Volumes/Image\ Volume/patch-kexts.sh /Volumes/Macintosh\ HD”でwifiを使用できるようにする.
7.勝利
今の所なんの問題もなく使用できている.あと数ヶ月は頑張ってもらいたい.
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