環境構築に当たって必要な物は以下
①ドライボックス本体
Amazonでこれ(https://amzn.to/3qeDJRF)を購入した.オールインワンセットになっていて,USBカメラ,鉗子,ライト,練習用具が全て手に入る.これとPCさえあれば環境構築は基本的には終わりなのだが,やはり安いだけあって不満がたくさん出てくる.特にカメラは粗悪で扱いづらいし,ドライボックスそのものに直付けであるために鉗子操作をすると揺れに揺れて気分が悪くなる.ライトも直付けで揺れるのでこの2つは変えた方が快適に操作できる.
鉗子はメリーランド,有窓ショート,メッツェン,持針器がついており,鶴を折るだけであれば十分である.
②鉗子
正直鶴をおるだけなら把持できる適当な鉗子が2つあればできるが,私は身近な人間のマネをして付属のものと違うものを使っている.具体的には次の2つ.
右手にリガシュア,左手にメリーランドという譜陣を敷いている.
リガシュアは手術に使用したものの中から綺麗なものを選んで洗浄してもらい持ち帰った.メリーランドはAliexpressで購入したものである.ある程度なれてくると例え両手を持針器にしたとしても折ることはできるようになるし,好きなものを選ぶべきだと思う.ただ実際に手術で使用する道具を使うとモチベーションになる.
③カメラ
付属のカメラでもできない事はないが最低限操作と共に揺れ動く事がない環境を作ることをおすすめする.格段にやりやすい.あとは予算が許す限り画質の良いものが良い.
もともと安いwebカメラを使っていたがピントが上手く合わずイマイチであった.色々と試した結果,値段と扱いやすさ,画質を考えるとUSBの書画カメラを使用するのが最も良いという結論に至った.
メルカリで中古のこれ(https://amzn.to/3x1IIZP)を購入し使用している.新品で買うと画質の割にあまりにも高いが中古であれば5-6000円で出回っているので許せる範囲である.一応オートフォーカスがついておりパンフォーカスなwebカメラよりは鮮明な映像が撮れる.
あとは必須ではないが複数台カメラをつなぐと手元を同時に撮影できたり,違う角度からの映像を残せるので復習する際に便利である.
④ライト
これは明るければ何でも良い.カメラは基本的に明るければ明るいほどノイズが減って綺麗に映る.あまりにも明るくして薄い色の折り紙を使うと白飛びして折り目がわかりにくくなることはあるが,これは折り紙の方で対応したほうが良い.私は家に転がっていたデスクライトを使用している.付属のライトも十分に明るい.
⑤折り紙
7x7cmの物が標準だろう.これが意外にミソで分厚い紙だと折るのが難しい.またチェックのような凝った柄のものにしてしまうと折り目が柄に紛れて折りにくい.単色の出来れば濃いめの色,安くて薄いものが折り始めに最適だと思う.私はこれ(https://amzn.to/3AUUZjB)を使っている.特に気分が良い時などは和柄や光る折り紙を使っているがやはり硬くて難しく2,3分ほど余計に時間がかかってしまう.
⑥PC
これもUSBがつなげれば何でも良い.録画ソフトはOBS sudioが簡単,最近のInetl CPUにはハードウェアエンコード機能が載ってるため録画であればスペックが低くてもなんとかなると思われる.録画をしないのであればこの(https://ja.webcamtests.com)ウェブサイトを開くだけでも練習はできる.ただやはり手術と同様に録画を見返す方が上達は早いと思われる.
私はカメラを2つ使い,2方向から同時に撮影している.
以上で快適な練習環境を整えることができる.
次回は実際に折る際の個人的なコツについて記事を書ければと思っている.
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