モペット自作記 モペットキット 完結 4.役所関係

2020年2月11日火曜日

モペット

t f B! P L
動かす準備が整ったらついに公道で動かすための手続きに入る.

公道で走るために必要な手続きは役場での登録と自賠責保険だ.
役所でナンバープレートを取得するには販売証明証が必要だが,前述したアマゾンのこのセラーから購入すると,郵送してくれる.
車体番号と車名を伝える必要がある.車体番号は自転車のフレームのどこかに打刻してあるものを伝えれば良い,おそらく車名はなんでも良いと思われる.
本当は自殺君1号にしようと思ったが,役所にて面倒臭い事になると考えられたのでもっとマシな名前にした.

販売証明書を手に入れたら役所バトルである.
一回めのチャレンジは失敗に終わった.例のセラーが送ってくれた販売証明書がめちゃくちゃだったのである.会社の名前と印鑑が全然違うし住所も電話番号もめちゃくちゃだったのだ.
意外にも役所の人はなんとか登録できるように頑張ってくれた.業者に電話をかけてきちんとした販売証明証を送ってくれるように交渉までしてくれたのである.
私が居住している自治体ではこういう事例は前例がないとのことであったが,快く対応してくれた.
また,例のセラーも非常に対応が良く,すぐに代わりの証明書と粗品(いらない)を送ってくれた.日本で購入しておいてよかったと思う瞬間である.
お陰で2回目のチャレンジで難なくナンバープレートを手に入れることができた.

やったぜ
ナンバープレートを手に入れたら自賠責である.これは普通のオートバイとなんら変わるところがないので割愛する.
以上を済ませて初めて合法的に公道走行が可能となる.




実際に走行してみて感じたが,意外にも実用に耐えるものになった.
速度的には最高40km/hくらい出るが,しょうもない自転車のブレーキ性能のせいであまりスピードを出す気にならず,30km/h制限が苦にならない.元々こういうものを想定した法律だから当然と言えば当然であるが.
改善点としてはまずバッテリーはもうちょっと容量のある物にすべきであった.走行中の充電ができない以上普通のオートバイ用のバッテリーでは力不足であった.

それ以外は満足の出来である.最高のおもちゃが完成した.


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弱いオタク.日々苦しむ.

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