パーツが到着したら組み立てに入る.
駆動系の組み立ては正しく自転車を選択できていればそこまで難しくない.
付属の日本語説明書は写真の解像度が低すぎて使い物にならない.
何もわからない |
英語の説明書は写真の解像度もまともで、解説もわかりやすく、基本的にはこちらを参考にして組み立てていくことになるだろう。
組み立ての大まかな流れとしてはスプロケットの装着→エンジンマウント→クラッチ→キャブレター→アクセルの順だが、自転車を正しく選ぶことができていれば、困るところはほとんどない。
完成図 |
スポークの本数と間隔によってはどうあがいてもボルトが通らない場合がある。
そういう場合は説明書にのっとってやすりでなんとかするしかない。スプロケットの穴が小さすぎる場合も同様である。
力技 |
前述の中華メーカーNextyleのクロスバイクの場合、あつらえたように全てがぴったりであった。なにかの規格に則って作られているのかもしれない。
エンジンマウントも三角形のフレームを持った自転車に対しては難なく装着することができるだろう。そうでなかった場合は何とか頑張ってつけるしかない。
日本語説明書にはエンジンのマウンタがフレームに合わなかった場合の例が記載されているが、写真が悪すぎてよくわからなかった。
クラッチの装着でもっとも困るのがクラッチレバーの場所だろう。
周知のとおり普通のオートバイには右側にしかブレーキレバーがないが、自転車の場合は当然両方にある。
まず、左ブレーキと縦に二段になるように装着しようとしたがこれはダメだった。パーツが干渉し、思うように装着することができないし、最大まで握りこむことが多いクラッチレバーと、細かい調節を必要とするブレーキレバーを同時に握るのは困難を極めた。
結局、手前にクラッチレバーを装着することで決着をつけた。
握り込め |
昔片腕でバイクに乗る人のドキュメンタリーかなにかを見たときにこの方式を使っていたのを見たことがあったのも理由の一つである.検索するとその方の記事を見つけることができた.(事故で右腕が利かなくなったライダーがやんちゃ仕様なKH400に乗る!!)
クラッチを付けたあとはチェーンの取り付けである.クラッチを付けてからでないとドライブスプロケットが回らないのでちょっとチェーンの取り付けがめんどくさくなる.
プーリー |
キャブレター,アクセルの取り付けは特に困ることがなかった.普通のオートバイのキャブレター,アクセルとなんら変わるところはない.
最後に排気管とタンクを付ける.ペダルとサイレンサーのクリアランスが本当にギリギリ
見た目は完成 |
以上でキットの取り付けは終了である.
次回は一番の難所,電装系の取り付けについて書きたいと思う.
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