樺太のレーニン像 |
結論から言うとスムーズにビザを取得することができた.
ビザセンターのサイト(https://interlinkservice.world/japan/jp)にある住所宛てに必要書類と連絡先として電話番号とメールアドレスを書いた紙を郵送すると,あちらからロシア訛りの日本語で確認の電話がかかってくる.その後,メールで振込先が送られてくるので振込めばビザがゆうパックで送付されてくる.
今回ウラジオストクとユジノサハリンスクを旅行するにあたってビザを取得した.
それぞれ1都市のみの観光であれば,アライバルビザのみで渡航が可能だが,2都市以上訪問する場合は従来のビザが必要である.
今までは,バウチャーを手に入れさえすれば,平日の朝早くにロシア大使館に行くだけで観光ビザを基本的に無料で手に入れることができた.申請も受け取りも本人が行く必要はなかった.
ところが最近ビザ申請に関するシステムが代わり,大使館Webサイト(https://tokyo.mid.ru/web/tokyo-ja/-24)によれば本人が行かなければ申請ができなくなってしまったのである.悲しいことに今年から平日フルタイムで働くようになってしまったのでビザ申請と受け取りで2日も平日の昼間に時間を作るのは厳しい.そこで代行業者を使うことにした.
代行業者はビザ制度が変わる前から民間に何種類か存在したのは覚えている.これらの業者がロシア大使館に大量のパスポートを持ってあらわれるのも目撃した.個人的にはこれらの業者が今回のビザ申請の制度変更の原因ではないかと思っている.
実際,私がお願いしたInterlinkServiceはそれらとは異なりロシア大使館公式の業者であるが,制度変更に伴って新設されたものだ.
個人的に日本の代行業者が暴利を貪るよりもロシア人に利益が出るほう良いと思うし今回の制度変更は悪くないと思っている.ただ一つ問題があり,InterlinkServiceのサイトが公式であるにも係わらず非常に怪しく見えるのである.
InterlinkService(https://interlinkservice.world/japan/jp)
民間業者の一つ(https://visa.d2.r-cms.jp/?gclid=CjwKCAjwtuLrBRAlEiwAPVcZBtEFMxu8LVp1gd2OkaYTXRNS0FuggCgGzUZNS1AbvERR6tTfPBd22BoCa5kQAvD_BwE)
ロシアビザ申請をしたことがある方ならわかると思うが,正直ロシア大使館のビザ申請サイトも同様のクオリティで怪しいので,仕方ないといえば仕方ないのかもしれないが,パスポートという重要書類を送付する相手がこれでは保守的な一般的日本人はなかなか使う勇気が出ないのではないかと思う.
今回のビザ取得にかかった金額は1万円.内訳はビザ取得費が4000円,SMS通知が185円,郵送サービスが3700円,DeliveryPost(?)が1851円である.
持ち込めば民間の代行業者より安く済むだろうが,今回はすべてを郵送にしたため少し高くついてしまった.まとめて送付すると郵送サービス料は安くなるので,友人と一緒に申請するともっと割安になる.
必要書類があちらの会社についてからピッタリ2週間でビザを取得してくれ,同日発送までしてくれたので個人的に満足である.サイトは怪しくても仕事は問題なくこなしてくれるということをどうにかして伝えたかったのでこのブログを作りました.
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